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02月25日-01号

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  1. 韮崎市議会 2021-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 韮崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-07
    令和 3年  3月 定例会(第1回)          令和3年第1回韮崎市議会定例会議事日程(第1号)                  令和3年2月25日(木曜日)午前10時開会日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 諸報告日程第3 会期の決定日程第4 市長所信表明日程第5 議案第1号 令和2年度韮崎市一般会計補正予算(第7号)     議案第2号 令和2年度韮崎市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)     議案第3号 令和2年度韮崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)     議案第4号 令和2年度韮崎市介護保険特別会計補正予算(第3号)     議案第5号 令和2年度韮崎市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)     議案第6号 令和2年度韮崎市第一鈴嵐恩賜林保護財産特別会計補正予算(第1号)     議案第7号 令和2年度韮崎市簡易水道事業会計補正予算(第1号)     議案第8号 令和2年度韮崎市下水道事業会計補正予算(第2号)---------------------------------------出席議員(16名)    1番 中島美弥子君    2番 功刀正広君    3番 秋山祥司君     4番 金井洋介君    5番 木内吉英君     6番 小沢栄一君    7番 内藤正之君     8番 渡辺吉基君    9番 浅川裕康君    10番 守屋 久君   11番 宮川文憲君    12番 清水康雄君   13番 田原一孝君    14番 輿石賢一君   15番 一木長博君    16番 小林恵理子欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名   市長       内藤久夫君   副市長      内藤一穂君   秘書人事課長   樋口治元君   総務課長     筒井清重君   総合政策課長   長谷川尚樹君  市民生活課長   野口文香君   税務収納課    竹野はるみ君  福祉課長     横森弘樹君   産業観光課長   東條匡志君   長寿介護課長   貝瀬京子君   健康づくり            中山信次君   建設課長     保阪昌春君   課長   上下水道課長   保坂武資君   会計管理者    保阪明美君   市立病院            仲澤俊彦君   教育長      堀川 薫君   事務局長   教育課長     佐藤道平君---------------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長   宮澤祐仁君   書記       清水淳子君   書記       飯塚慎一君--------------------------------------- △議長挨拶 ◎議会事務局長宮澤祐仁君) 令和3年第1回韮崎市議会定例会の開会に当たりまして、浅川議長よりご挨拶申し上げます。     (議長 浅川裕康君 登壇) ○議長(浅川裕康君) 開会に当たり一言ご挨拶を申し上げます。 本日、令和3年第1回定例会が招集されましたところ、議員各位執行部各位におかれましては、ご多用なところ、ご参集いただきまして誠にありがとうございます。 新型コロナウイルス新規感染者数は、1月中旬以降減少傾向ではありますが、重症者数、亡くなられた方の数は、引き続き高い水準にあります。そのような中ではありますが、先週ようやく国内でもワクチン接種医療従事者からスタートし、日常回復へ向けた明るい兆しとなることに大きな期待を寄せているところであります。 さて、本定例会には、令和2年度補正予算や令和3年度当初予算をはじめ、条例の制定など重要な案件が数多く提出されております。本定例会は、令和3年度の市政運営方針の骨格、道筋を決定する重要な議会であります。また、これまでに引き続きまして、市民の不安を少しでも払拭するための各種コロナ対策事業も盛り込まれておりますので、議員各位におかれましては、市長から提出された案件に対し、各常任委員会及び本会議を通じ、慎重に審査、審議を賜りますようお願い申し上げます。 本定例会が、活発な議論により、市民福祉の向上とさらなる本市の発展へとつながりますことをご期待いたしまして、開会の挨拶といたします。--------------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(浅川裕康君) ただいま出席している議員は16名であります。 定足数に達しておりますので、令和3年第1回韮崎市議会定例会を開会いたします。 本日の会議を開きます。 議長よりお願い申し上げます。議場内での携帯電話の電源は切っていただきますよう、お願い申し上げます。                             (午前10時02分)---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(浅川裕康君) これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に、2番、功刀正広議員、15番、一木長博議員を指名いたします。--------------------------------------- △諸報告 ○議長(浅川裕康君) 日程第2、諸報告を行います。 先ず、議会の会務報告でありますが、令和2年第4回定例会以降の会議の概要につきましては、お手元に配付した報告書のとおりでありますので、ご了承願います。 次に、監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月現金出納検査並びに第199条第1項の規定に基づく財務監査の結果の報告は、お手元に配付のとおりであります。 次に、市長から本定例会に提出する案件が送付されております。お手元に配付の議案目録(その1)のとおりでありますので、ご了承願います。 以上で諸報告を終わります。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(浅川裕康君) 日程第3、会期の決定を議題といたします。 本件につきましては、議会運営委員会が開かれておりますので、議会運営委員長の報告を求めます。 一木議会運営委員長。     (議会運営委員長 一木長博君 登壇) ◆議会運営委員長一木長博君) 議会運営委員会の報告を申し上げます。 令和3年第1回定例会の開会に当たり、去る2月18日午前9時30分から、全委員の出席と、執行部から内藤市長、内藤副市長、筒井総務課長長谷川総合政策課長議会事務局から局長、リーダーの出席を得て、議会運営委員会を開催いたしました。 お手元に配付されております令和3年第1回韮崎市議会定例会議案目録(その1)のとおり、提出議案の説明があり、本定例会に上程することに決しました。 次に、本定例会について慎重に審査した結果、お手元に配付の会期日程表のとおり、本日から3月17日までの21日間とすることに決しました。 以上で議会運営委員会の報告は終わります。 議長をして、よろしくお取り計らいのほどをお願い申し上げます。 ○議長(浅川裕康君) 議会運営委員会の報告は終わりました。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、委員長の報告のとおり、本日から3月17日までの21日間とすることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(浅川裕康君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は21日間と決定いたしました。 なお、会期中の会議予定につきましては、委員長の報告のとおり、お手元に配付の第1回定例会会期日程表によりたいと思いますので、ご了承願います。 また、代表質問及び一般質問の要領など申し合せ事項につきましても了承され、議会運営に協力されんことを望みます。---------------------------------------市長所信表明 ○議長(浅川裕康君) 日程第4、市長所信表明を行います。 内藤市長。     (市長 内藤久夫君 登壇) ◎市長(内藤久夫君) 議長より許可をいただきましたので、マスクを外させていただきます。 本日ここに、令和3年第1回市議会定例会の開会に当たり、提出いたしました案件の概要説明に先立ち、私の市政を担当するに当たりましての所信と施策の基本的な考え方について申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の深いご理解と絶大なるご協力を賜りますようお願い申し上げます。 政府は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、先月、東京都など11都府県に2回目となる緊急事態宣言を発出し、飲食店への営業時間短縮の要請や水際対策を強化するとともに、ワクチンの確保などに取り組んでいるところでありますが、いまだ収束の兆しが見えない状況であります。 ワクチンの接種につきましては、拡大防止の切り札としてその効果に大きな期待が寄せられており、現在、本市では住民接種に向け、健康づくり課担当職員の増員をはじめ、庁内対策チームの立ち上げやコールセンターの開設などの体制を整備し、医師会の協力を得る中で準備を進めております。 また、国の交付金を活用し、県のグリーン・ゾーン認証を受けた事業者に対する給付金の新設や店舗の改装費用に対する補助の継続のほか、小・中学校の手洗い場の改修や、全ての教室に網戸を設置するなど、感染対策を実施いたします。 さらに、「チームにらさきエール商品券」第2弾の販売を予定するほか、「農福連携」による農家支援中小企業融資の利子等に対する助成の継続など、地域経済の下支えとなるよう対策を講じてまいります。 不安な日々が長く続いておりますが、一日も早い終息を願い、「チームにらさき」で一丸となり、困難に立ち向かってまいりたいと考えております。 さて、韮崎警察署の移転に伴う新庁舎の名称についてでありますが、市民の皆様には、名称存続を求める署名活動にご協力を賜り、改めて深く感謝申し上げます。 既に報道されておりますが、先月、県警察から「十分に検討したが、当初の方針である原理原則に基づき、甲斐警察署として2月県議会に条例案を上程する」と報告がありました。県知事、県議会議長県警察本部長に対し、1万人を超える署名簿を添えて、市民の思いを重く受け止めていただけるよう要望活動を行いましたが、このような結果となり、非常に残念に思っております。 今後は、市内の安全・安心の確保、治安の維持、また、建て替えが進んでいる駅前交番の体制強化や機能拡充などを再度強く要望してまいります。 また、県立射撃場につきましては、管理捕獲従事者等研修施設として、県で必要な機能や規模、整備場所等の調査を進めてきたところでありますが、過日、穂坂町地内で整備する場合の概算工事費等の基礎資料が示されたところであります。県においては、「韮崎市の意見も伺う中で、整備の可否等について検討を進め、整備方針を定める」とのことでありますので、本市といたしましても、地域住民や関係者などの意見を踏まえ、対応してまいりたいと考えております。 先日、政府が発表した「月例経済報告」によると、「我が国の景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、一部に弱さがみられる」と見ており、また、日銀甲府支店金融経済概観では、「基調としては持ち直している」と総括判断が示されたところでありますが、緊急事態宣言下において、飲食、宿泊などのサービス業を中心に現状は大変厳しいものであると認識しておりますので、今後も社会経済情勢に十分留意してまいります。 以下、明年度の施策の展開方針につきまして、新規・主要事業の動向、補正予算を含め、その主な内容をご説明申し上げます。 初めに、防災体制の強化についてであります。 大規模災害等に備え、事前の防災・減災と迅速な復旧・復興を図るため、様々な分野における方針を取りまとめた「韮崎市国土強靭化地域計画」の策定を進めておりますが、明年度から本計画に基づき、強靭な地域づくりを推進してまいります。 また、浸水想定区域等の大幅な見直しに伴い、平時からの危機意識の醸成や観光客などにも周知するため、浸水の被害が想定される地域の電柱などに、危険性を知らせる標示板を設置するとともに、指定避難所であることを示す看板を順次設置するほか、避難所のトイレの洋式化も進めてまいります。 なお、消防団の活動を支える消防ポンプ自動車につきましては、明年度の穴山分団をもちまして、全てのボンネット型車両の更新が終了いたします。 次に、子育て支援の充実についてであります。 妊婦の健康管理の充実と経済的負担を軽減するため、これまでの標準的な妊婦健康診査に加え、追加検査まで助成を拡充いたします。 また、不妊治療につきましては、感染症の影響に伴い治療の延期や所得の減少により困難になった場合などの特例に合わせ、所得要件等を拡大することといたしました。 さらに、育児休業制度を利用する男性労働者及び中小企業等の事業主に対し、奨励金を支給する制度を創設し、男性の育児参加の促進や家庭における仕事との両立を支援してまいります。 次に、介護保険事業の運営についてであります。 「第8期高齢者福祉計画介護保険事業計画」における介護保険料につきましては、これまでの健康増進予防事業に係る取り組みにより、第7期に続き据え置くことといたしました。 また、地域密着型特別養護老人ホームなどのサービス提供事業所整備方針を計画に位置づけたところであり、引き続き高齢者が生きがいを持ち、安心して暮らしていけるよう施策の推進に努めてまいります。 次に、地域福祉体制の確立についてであります。 判断能力が不十分な方の財産や権利などを守るため、「韮崎市成年後見制度利用促進基本計画」を新たに策定いたしました。明年度から、この計画に基づき関係機関が連携し、制度の利用促進を総合的に推進してまいります。 次に、医療体制の充実についてであります。 市立病院の医師確保につきましては、山梨大学のご協力により、4月から眼科の常勤医師と救急専門医の資格を持つ非常勤医師を派遣していただけることになり、より質の高い医療の提供と医師の負担軽減を図ることができるものと考えております。 コロナ禍で、非常に厳しい環境ではありますが、今後も市民ニーズに対応し、信頼される病院を目指してまいります。 次に、学校教育の充実についてであります。 本年度、GIGAスクール構想に基づく1人1台のタブレットの整備が終わるため、現在、全校の教員を対象に、スタートアップ研修を実施しているところであります。 また、明年度は、全ての教室に電子黒板を配備するほか、個別学習やグループ討議などの協働学習支援ソフトを導入し、ICT教育を推進するとともに、学習支援員を増員し、指導体制の充実に努めてまいります。 なお、「小中学校長寿命化計画」を策定し、今後の改修等に備えることといたします。 次に、スポーツ活動の充実についてであります。 東京2020オリンピック・パラリンピックにつきましては、本市出身の文田健一郎選手レスリンググレコローマン60キログラム級に出場いたしますので、今後の動向を注視しながら、トーチの展示や限定フォトスポットの設置、市広報でのオリンピック特集など、開催が決定した場合に備えてまいります。 また、本市が誇る自然環境や各種イベントを活用したスポーツによるまちづくりを推進するため、体育協会、商工団体、民間企業などが一体となった「地域スポーツコミッション」の設立に向け、準備を進めることといたしました。 次に、スポーツ施設の整備についてであります。 市営総合運動場体育館につきましては、整備検討委員会において、「避難所機能を有する施設としては、別の場所への建設が望ましい」、また「河岸浸食想定区域外現在地付近に建設したらどうか」といった様々な意見が出されました。 有識者の専門的な知見も踏まえ、韮崎中央公園周辺を候補地として、スケジュールや総事業費への影響などについて、現在、庁内で検討しており、今後、「整備基本計画」の改定を行ってまいります。 また、円野屋内運動場につきましては、来月、竣工を迎えることとなり、穴山屋内運動場につきましては、実施設計と解体工事に着手いたします。 次に、公共交通網の整備についてであります。 市民生活を支える移動手段の確保につきましては、「市民乗合タクシー」の実証実験を踏まえ、利用実績のあった交通不便地域等に対し、高齢者タクシー利用の助成を試験的に行い、引き続き調査・研究してまいります。 次に、道路の整備についてであります。 市道(穴山)5号線につきましては、概略設計業務を実施し、順次、整備を行う予定であり、また、市道(神山)39号線、及び市道(神山)27号線につきましては、引き続き用地買収や道路詳細設計を実施いたします。 なお、橋梁につきましては、長寿命化のため、岩下前田橋などの詳細設計のほか、明年度の完成に向けた堀切橋の整備を進めてまいります。 次に、農林業生産基盤の整備についてであります。 農業用ため池につきましては、耐震化対策が未実施である穂坂町の「馬場堤」、神山町の「池の平ため池」について、県営事業採択に向けた事前調査を実施いたします。 また、区画整理等基盤整備につきましては、旭町の山寺地区を中心に、高収益作物への転換や、新たな担い手による地域農業のさらなる展開を図るため、明年度、換地計画概要書を作成することといたしました。 次に、農林業の振興についてであります。 近年、自然災害などが農家の経営に大きく影響を与えていることから、農産物の価格低下や農業用施設の損害に備えた保険への加入を推進するため、従来の果樹共済に収入保険園芸施設共済を新たに加え、掛金の補助対象を拡充いたします。 次に、地域文化の創造・継承についてであります。 来月、大村家住宅改修整備が完了し、セミナーハウス及びお試し住宅としてリニューアルいたします。大村博士が育ち勉学にいそしんだ生家を、神山地域近代農家住宅として後世に伝えるとともに、市内外から訪れる方たちの交流拠点として活用してまいります。また、新たな門柱の礎石が発掘され、注目度が高まっている新府城跡につきましては、武田勝頼公などをモチーフにした武将印を作成し、その魅力を発信いたします。 次に、定住対策の促進についてであります。 「民間宅地開発事業奨励金」につきましては、定住人口の減少対策及び良好な住環境整備を推進するため、対象区域を拡大するなどの見直しを行い、また、合同庁舎跡地につきましても、土地売却に向け公募型プロポーザルを実施し、分譲住宅地の整備及び販売を民間主導で進めてまいります。 次に、積極的な情報発信についてであります。 新たに「市民記者制度」を創設し、皆様から投稿された話題を、市広報やSNSで紹介するとともに、市内11地区の歴史、自然、文化など、それぞれの魅力を再発見するテレビ番組を制作し、地域に根差した情報を市内外に発信いたします。 なお、ふるさと納税につきましては、新たなポータルサイトとの連携により、返礼品となる本市特産品のPRを図るとともに、納税額の拡大に努めてまいります。 次に、地域間交流・国際交流の推進についてであります。 本年は、昭和46年にフェアフィールド市と姉妹都市を締結してから50周年の節目の年でありますが、コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、親善使節団の派遣は見送ることとし、学生の相互派遣事業につきましては、今後の状況を見極め、判断してまいります。 次に、適正な職員配置と人材育成についてであります。 組織の体制につきましては、住宅をはじめとした市有建築物の営繕や、長期的に管理していくための総合調整などを一元化するため、「営繕住宅課」を創設するとともに、県より屋外広告物に関する業務等が新たに委譲されるため、建設課の担当を見直し、「計画管理担当」といたします。 また、若手職員を中心としたプロジェクトチームを設置し、行政手続や庁内事務デジタル化を推進してまいります。 これら施策の具体化のため、今議会におきましてご審議をお願いいたします案件は、これまで申し述べましたことを踏まえ、予算案件24件、条例案件12件、その他案件2件であります。 以下、令和3年度当初予算案の概要についてご説明申し上げます。 明年度の予算編成に当たりましては、厳しい財政状況下ではありますが、「第7次総合計画や「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」の着実な推進と新型コロナウイルス感染症予防対策経済対策も踏まえ、予算編成を行ったところであります。 その結果、一般会計当初予算額は、前年度当初予算に比べ1.2%減の140億5,500万円といたしました。 このうち、歳入についてでありますが、国の明年度の経済見通しでは、名目成長率は4.4%、実質成長率は4.0%程度の伸びを見込んでおりますが、本市においては、市税を対前年15.4%減となる47億7,345万6,000円を計上し、地方消費税交付金は、令和元年10月の税率改正により18.6%増の7億200万円、地方特例交付金は、新型コロナウイルス感染症による中小事業者の償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税等の特例措置を補填する特別交付金により1億1,997万3,000円、寄附金は、ふるさと応援寄附金の増加により57.1%増の4億2,332万2,000円を計上しております。 また、地方交付税は、本年度と明年度の法人市民税収入見込みにより、対前年比4.6%減の21億3,600万円、地方交付税の振替財源である臨時財政対策債は56.6%増の7億円を計上したところであります。 なお、市債につきましては、臨時財政対策債の増と普通建設事業費の減により、対前年1.4%の増となる12億160万円を計上しております。 次に、歳出につきましては、職員数の増や退職手当の増により、人件費に7.8%増の22億6,536万3,000円、新型コロナウイルスワクチン接種事業に要する委託料等の増により、物件費に9.3%増の26億3,751万9,000円を計上しております。 また、扶助費は、児童手当の減により、対前年2.2%減の22億1,321万3,000円、補助費等は、峡北広域行政事務組合ごみ処理特別会計負担金水道事業会計補助金の減により3.4%減の27億7,729万3,000円、普通建設事業費は、堀切橋拡幅整備事業費地域体育館建設事業費の減により27.4%減の12億9,260万9,000円を計上しております。 なお、公債費は、臨時財政対策債防災行政無線デジタル化推進事業費に充当しました緊急防災・減災事業債の償還が始まることから、5.4%増の16億7,998万8,000円を計上しております。 次に、特別会計でありますが、国民健康保険特別会計ほか10会計で、1.4%減の総額60億687万円の予算を計上しております。 また、企業会計につきましては、市立病院事業会計ほか3会計で、合わせて62億4,033万5,000円を見込んでおります。 続きまして、令和2年度補正予算案についてであります。 一般会計につきましては1億9,733万円を減額し、現計予算額は182億5,592万4,000円としております。 その主な内容につきましてご説明申し上げます。 先ず、歳入につきましては、市内主要企業の予定納付による法人市民税の増とたばこ税の減収などにより、市税を9,884万7,000円増額補正しております。 また、新型コロナウイルス感染症の影響により、学校給食費負担金社会体育施設の使用料を減額し、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金追加交付各種事業費確定見込みにより、国庫支出金を518万3,000円、県支出金を6,363万4,000円減額補正しております。 なお、市債につきましては、地方消費税交付金等の減収を補填する減収ほてん債を4,780万円追加計上するなど4,630万円を増額補正しております。 次に、歳出予算についてであります。 主なるものについてでありますが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金追加交付により、感染症対策として、新たにグリーン・ゾーン認証取得応援事業費に930万円、小・中学校の教室に網戸を設置する経費として、小学校施設管理事業費に636万5,000円、中学校施設管理事業費に593万3,000円を追加計上しております。 また、国の補正予算採択により、県営農業競争力強化整備事業費を3,250万円、道路施設長寿命化推進事業費を815万8,000円増額補正しております。 なお、事業費の確定見込みにより、保育園運営費を3,289万4,000円、市道神山39号線道路整備事業費を2,015万1,000円、公共事業埋蔵文化財確認等調査事業費を5,500万円減額補正しております。 次に、特別会計企業会計についてでありますが、いずれの会計も事業費の確定、精算に伴う減額補正であり、主なるものは、国民健康保険特別会計810万9,000円、介護保険特別会計1,377万円、下水道事業会計2,892万円を減額するものであります。 なお、その他の案件につきましては、いずれもその末尾に提案理由を付記してありますので、よろしくご審議の上、ご議決あらんことをお願い申し上げます。 今後とも、国・県の動向を見極めながら健全な財政運営に努め、市民目線の活力あふれるまちづくりに全力で取り組んでまいる所存でありますので、より一層のご理解とご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、私の所信といたします。 ○議長(浅川裕康君) 以上で市長の所信表明は終わりました。--------------------------------------- △議案第1号~議案第8号の上程、説明、委員会付託
    ○議長(浅川裕康君) 日程第5、議案第1号 令和2年度韮崎市一般会計補正予算(第7号)、議案第2号 令和2年度韮崎市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第3号 令和2年度韮崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第4号 令和2年度韮崎市介護保険特別会計補正予算(第3号)、議案第5号 令和2年度韮崎市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)、議案第6号 令和2年度韮崎市第一鈴嵐恩賜林保護財産特別会計補正予算(第1号)、議案第7号 令和2年度韮崎市簡易水道事業会計補正予算(第1号)、議案第8号 令和2年度韮崎市下水道事業会計補正予算(第2号)の8案件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 内藤市長。     (市長 内藤久夫君 登壇) ◎市長(内藤久夫君) 議案第1号 令和2年度韮崎市一般会計補正予算(第7号)についてであります。補正予算額は1億9,733万円の減額であります。 次に、議案第2号 令和2年度韮崎市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてであります。補正予算額は810万9,000円の減額であります。 次に、議案第3号 令和2年度韮崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてであります。補正予算額は292万4,000円の減額であります。 次に、議案第4号 令和2年度韮崎市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてであります。補正予算額は1,377万円の減額であります。 次に、議案第5号 令和2年度韮崎市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。補正予算額は21万3,000円の減額であります。 次に、議案第6号 令和2年度韮崎市第一鈴嵐恩賜林保護財産特別会計補正予算(第1号)についてであります。補正予算額は17万円の増額であります。 次に、議案第7号 令和2年度韮崎市簡易水道事業会計補正予算(第1号)についてであります。補正予算額は431万1,000円の減額であります。 次に、議案第8号 令和2年度韮崎市下水道事業会計補正予算(第2号)についてであります。補正予算額は2,892万円の減額であります。 以上であります。 ○議長(浅川裕康君) 説明は終わりました。 お諮りいたします。 本8案件は、所管の委員会に付託の上、審査したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(浅川裕康君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第1号から議案第8号までの8案件は、財務常任委員会へ付託いたします。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(浅川裕康君) 以上をもちまして、本日の会議は全部終了をいたしました。 明日2月26日から3月7日までは、議案調査のため休会であります。 休会明け本会議は、3月8日午前10時、会議を再開し、市政一般についての質問を行います。 本日の会議は、これをもって散会といたします。 お疲れさまでした。                             (午前10時42分)...